吉村大阪府知事が、カクテル療法を外来でも投与できるように国へ要望する考えを示した。
早いはなしが、早期治療によって重症化を減らすという考えである。
また、ここ数日、様々な言論人からも、新型コロナの扱いを、2類相当から5類に引き下げるべきだとの意見が多数出始めている。
新型コロナの5類への引き下げは、昨年の8月に安倍政権下でも議論をされたが、専門家の反対や、安倍総理自身の退陣などもあり消えており、政府として今まで全く議論されていなかった訳ではないが、緊急事態宣言の追加延長などの動きを見ていると政府は5類への引き下げはあまり考えていない様子だ。
何度も言い続けているが、新型コロナで陽性となっても、診察も処方も受けられず、保健所から、「市販薬飲んで寝ておけ」。
と言われる、今の状況というのは異常だろう。
新型コロナに感染したら、もう手の施しようがなく、死ぬのを待つだけの病のような扱いなのだ。
軽症の段階で、診察を受け、カクテル療法なり、イベルメクチンなり、通常の解熱剤や咳止めを処方しておくだけでも、重症化は防げるだろう。
それもせず、ベッドが満床だの、入院先が見つからないだの、大騒ぎしているのは異常である。
日本はそこそこの発展途上国で、診察が受けられないなど政府の方針は国民をバカにしているとしか思えない。
私はSNSや以前のブログなどでも、早急に2類から5類に移行すべきと主張してきた。当時、東京で300人400人と感染者が増えて大騒ぎしていたが、100人が多いのか?1000人が多いのか、10万人が多いのか、天井が見えないのがこの新型コロナである。
変異株も出てきた場合、ワクチンの効果もなくなり、感染者が万単位になる可能性もある。
それに備えて、5類に下げ、いつでも野戦病院を作れる用意をすべきだと書いてきた。
しかし、当時の社会では、同じような主張をする方もいたが、異端児なのか陰謀論者のような扱いであった。
しかし、案の定、東京で5000人の感染者を出しただけで右往左往している。
未だに、ワクチン接種が進めば重傷者患者は減り、病床も確保できるようになり、今の波もいずれ終息するだろうと思っている人が多い。政府もその感覚である。
今後、そんなに甘くない。
今後だが、今の波は、一時的に減少するだろう。
しかし、また冬場に入れば、爆発的に増える。さらに、次の変異株も出始める可能性もある。
その時には、東京で一日10万人の感染者が出て、検査も間に合わず、一体どれだけの人が感染しているのかすらわかならいような状況になることも予想される。
さらに、ワクチンの効果も薄れ、今のワクチン推進は一体何だのだろうかとなるだろう。
そもそも、長年売ってるいるインフルエンザワクチンの効果が50%程度なのに新しいワクチンの効果が90%などあり得ない。
これこそ、ワクチンメーカーの陰謀論に踊らされているのではないかと思う。
ワクチンの効果を否定はしないが、考えているほど万能なものないのだ。
これだけ見ればパニック状態のように見えるが、季節性のインフルエンザはこの状態なのである。
政府や自治体は、今後もさらに大きな波が来ることを想定して、野戦病院をいつでも設置できる用意をし、多くの病院で発熱外来対応ができるようにし、またアビガンやイベルメクチンなどの少しでも有効性がある薬を確保しおくべきだろ。
また、Webでの診療の体制を整え、処方も患者宅へすぐに届けるシステムなども構築しておくべきだ。
さらに、酸素吸引機などの医療機器もできるだけ確保しておくことも必要だろう。
そして、経済活動は再開していくべきである。
この夏から、企業倒産が急激に増え始めている。
このまま、緊急事態宣言を続けていると、日本経済はガタガタになる。
政府はコロナ終息後、増税すれば良いと考えていると思うが、これ以上、経済が悪化した場合、増税の仕組みを作っても、国民の所得が下がれば必然的に国家の収入も減る。無理な増税をすれば、政権は簡単に飛ぶだろう。
一定の経済活動を再開させながら、新型コロナの患者が増えても対応できる体制を構築することが政府や自治体の急務である。
今、ワクチン接種を拒む人を排除し、陰謀論を信じる異端児扱い。
ワクチンパスポートに反対すると、反社会的な人物のように言われる場合もある。
しかし、半年もすれば常識も真逆になっているだろう。