PCR検査で陽性となったから、感染者!隔離だ!
マスクをしてない人間は殺人者だ!
マスクはなんの効果もない!
ワクチンを打ったからコロナにかからない!人にもうつさない!
ワクチン打ったら子供が産めなくなる!
ワクチン打ったら2年以内に死亡する!
イベルメクチン飲んだらコロナは治る!
テレビや新聞の既存メディアからネット上でも、いろんな意見を目にする。
最近では、ワクチン接種派と非接種派の対立などが激しい。
しかし、言い争ってる人たちの意見というのは極端なものが多い。
0か100かで議論されているように思う。
そして、その延長に政府の指針も出ているように感じる。
PCR検査やワクチン、治療薬、様々な議論があるが、100%でも0%でもない。
大抵のものが50%や70%だ。
PCR検査での陽性数を相変わらずマスコミは、「本日の感染者数」と報道しているが、感染者かどうかは医者が決めることであり、PCR検査で喉にウイルスがあるだけで陽性となり、その時点で感染ではない。
人間の体には毎日数千のがん細胞ができては消えている。PCRの原理を使えば日本人全員ががん患者ということになる。
また、そもそもPCR検査の制度というのは、70%程度である。
50%や90%という意見もあるが、民間の検査や様々な試薬な、厚労省の見解などを見ていると、制度は70%程度だろうと思う。
偽陽性、偽陰性は3割程度あるだろう。
それでも、コロナの出始めの頃は、偽陽性であっても感染を広げないために、隔離処置を取っていたことは致し方ないと思うが、1年以上経っても、まだ同じことをして、さらに最近では民間のPCR検査業者が急増している。果たして今のような状況で本当に良いのだろうか?PCR検査を受ける人が多くなればなるほど偽陽性、偽陰性の人が増えていくということである。
マスクに関しては、社会のエチケットである。
不織布マスクでも感染を防げる確率は50%もないだろう。
マスクをすることで飛沫させない。他人にうつさない効果も50%程度だろ。
直接、飛沫を飛ばすのを防いだり、マスクをしていることで、口にバイ菌だらけの指が触れることを防ぐ効果もあるだろう。
しかし、大衆の中でマスクをしていれば100%感染を防げるものでもなく、100%他人にうつすことを防げるものでもない。
ワクチンに関しても、ワクチンを接種しても、感染はする。また他人にも感染させる。
ただ、重症化や死亡する率は軽減されるというもの。
また、接種後、3ヶ月なり6ヶ月で抗体は激減することも、イスラエルや欧米を見ていてはっきりしている。
すでに3回目の接種が必要となってきている。
ワクチンは100%コロナに感染もせず、人にもうつさない魔法の薬ではない。
ワクチンに対して、様々な噂もある。
子供が産めなくなる。2年以内に死ぬなど。
正直、これらを真正面から信じている人も一部にいるようだ。
また、これらの情報を100%陰謀論として揶揄する人もいる。
しかし、ワクチンを否定している、権威ある学者も多数いるのも事実である。
また、CCDも厚労省も、長期的な検証結果はないと明確にしているもの事実だ。
ワクチンを打ったからと言って、2年以内亡くなる人が出てくる可能性は否定できない。また子供が産めない体になることも100%は否定できない。
しかし、このような副反応が出るのもごく一部だろう。
先日、カクテル療法が承認された。
陽性になった時点で、即座にカクテル療法を希望する感染者も多いようだ。
また、イベルメクチンは政府は正式に認証はしていないが、個人輸入に購入している人も多い。(私も購入したのだが・笑)
ただ、これら投薬も有効性は70%程度である。
イベルメクチンに関しては、こんな承認されていないものを服用することはけしからん!と起こっている人もいれば、イベルメクチンを飲むだけで感染しない!とやたらと勧めてくる人もいる。
イベルメクチンに関しては、一定の効果があるのは事実だろう。しかし100%効くものではない。
今、陽性となっても診察も受けられず、保健所から「市販薬を飲んで自宅待機しておいてください」と言われる現状の中、自己防衛としてイベルメクチンを所持しておく人が増えることは必然的なことだろうと思う。
イベルメクチン以外にも、5-ALAのサプリが品薄になってきている。(5-ALAの詳細はググってください)
これも、試験管の中ではコロナウイルスが死滅するものであるとは言われている。しかし人間の複雑な体内においてサプリを飲んでおけば感染、発症しないというのは妄想だろう。
ただ、5-ALAは重要なアミノ酸でもあり、体の免疫を上げる効果もあり、コロナの発症や重症化を防ぐ効果は否定できない。
あくまでサプリレベルである。サプリなど気休めのようなものであるが、病は気からという言葉があるように、日常生活で安心感を求めるために接種する人を攻めるのもまたズレているように思う。
新型コロナの登場で、PCR検査、mRNAワクチン効果、治療薬など初めて見聞きするものが出てきた。
PCRを徹底すればコロナは終息する、ワクチン接種が進めば終息する、治療薬への期待も大きい。
しかし、どれも新型コロナ感染や治療に対して有効なものではあるが、100%ではない。ましてや0%でもない。
50%なり70%程度のものである。
様々な情報を見聞きした時に、「これはすごい!これで新型コロナは撲滅できる!」「自分は感染せず生き残れる!」と思うようなものがあっても、話半分に見聞きしてひとつの情報として受け止め、冷静に判断し、個人個人がどうやって自衛するのかを考えるべきなのではないか。
そして、誰も答えがない中、他人を批判しないというのが原則だろうと思う。
多くの人は、何かの対策で100%の効果が出せるものとは思っていないと思う。
しかし、極端な意見の声が大きいのも事実だ。
その声に政府や行政が動いてしまっているのが今の日本の大きな問題だろうと思う。
感染者が増えれば、緊急事態宣言を出し、一時的に感染者を減らし、解除すればまた倍増する。
ワクチンを積極的に接種しろと政府も行政も必死でPRしているが、ワクチン接種が進んでも、感染者は減らず増えているのが実情。
緊急事態宣言を解除するには感染者や医療現場の逼迫度合いが軽減されるまで解除できないような流れだ。
また、ワクチンパスポートなどの議論も進んでいる。
感染者を一定以上減らすには、欧米波のロックダウンが必要との意見も多い。しかし、ロックダウンして経済的リスクの上で感染者が減っても、解除すればまた増えるだけである。
ワクチンパスポートなど、最もナンセンスなものであり、ワクチンを打っても感染は広がる。ワクチンを打ったからもう大乗と街中を闊歩される方が迷惑な話である。風邪の症状があったり身内で感染者が出た場合、出歩くことを控えてくださいと訴えた方が効果的である。
今の医療関係者や医師会関係者などの意見は、立場としては最もの意見であるが、社会全体を見た場合、彼らだけの意見で右往左往しているようでは、新型コロナはいつまでも脅威の存在でしかない。
ワクチン接種は希望する人には待たせることなく接種させ、既存の薬で一定の有効性があるものは導入し、PCR検査もひとつの目安。
物事には中道が王道である。
新型コロナの感染状況と、社会全体(経済から福祉まで)をトータルで見た対策や方針が必要である。
また、人流を抑制しようと法整備をしたり、ワクチン接種のためにパスポートの導入などを行っても、2割や3割で反発も出てきて、100%国民が納得して従うことはない。
50%、70%の効果のあるものを取り入れ、バランスの良い対策を行うべきである。
また、政府などは最悪の自体に備え、病床の確保やセーフティーネットなどをいざという時に対応できるようにしておくことで、国民は安心できる。この安心感を産むことで、国民はやっと政府や行政の方針を受け入れるのではないかと思う。