以前、沖縄県疫学統計・解析委員会による、新型コロナに関する分析に疑問がある旨の内容を投稿した。
新型コロナ感染者やワクチンに関する意図的な数字やグラフに騙されるな!
先日、この県疫学統計・解析委員会をはじめ、沖縄県の新型コロナに関する、人事や組織に対して、透明性を求める要望書が提出された。
提出したのは、群星沖縄臨床研修センターの徳田安春医師や、世界保健機関(WHO)事務局長上級顧問を務めた渋谷健司医師、調査団体「インフォームド・パブリック・プロジェクト(IPP)」の河村雅美代表の名前もあるとのことだ。
9/6日 沖縄タイムス
県の政策「透明性を」 徳田医師ら知事に要請
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/826335
現在、沖縄では新型コロナの新規陽性者が減少しつつあるが、依然として人口比では全国トップを走り続けている。
感染者が多い理由には様々あると思われるが、今までの沖縄県の対策を見ていて、新型コロナに対して、有効的な対策を打てていない。
様々な手段を打って、失敗したり成功したり様々あるとは思うが、沖縄県の場合、失敗もなく成功もない。
これは、何も行って来なかったからだろう。
玉城デニー知事も、医療界と経済界との板挟みで厳しい立場にあることは想像する。
しかし、様々な意見を聞いて右往左往しているだけにしか見えない。
本来、様々な意見を聞き、その上で決断するのが、知事の役割である。
(これは政府にも言えることだとは思うが)
今の沖縄の感染拡大の要因に、この知事の決断力のなさも一因しているように感じる。
この根本は、透明性のない人事が発端だろう。
様々な機関から、この人を入れてくれ、この人を入れないのであれば参加しない。
この委員会に入れないのであれば、別の委員会を作って、そこに入れる。
知事の権力に群がる人の声、反発を恐れての対応、自身の息のかかった人の優遇。ご機嫌取り人事。
これらがあるのではないかと思わざるを得ない人事が多い。
結局、このような人事を行っていると、知事の権力は失われ、知事よりも様々な委員会の力が強くなり、特定の人の意見が強く反映されることになり。対策を誤ることになる。
県疫学統計・解析委員会の氏名は明かされていない。
これが、県疫学統計・解析委員会の出す信頼性に欠ける数字に現れてくる。
もし、個人名が出れば、ちょっとした矛盾も指摘されないような数字を出すのだが、私のようなご素人でも疑問を抱く数字が県のホームページに堂々と公表されている。
どこの誰が分析したのかも分からない数字で、誰が納得するのか?
特定の機関に都合の良い数字なのかもしれない。
ひょっとしたら、アルバイトで雇われた学生一人ではじき出した数字なのかもしれない。
様々な疑いが出てくる。
過去にも玉城デニー知事が肝いりで始めた「万国津梁会議」の設置業者に自身を支援していた、県外の団体が絡んでいた疑惑なども大きな問題となっていた。
玉城デニー知事の疑惑が浮上。沖縄県議会が紛糾している
https://agora-web.jp/archives/2042017.html
玉城デニー知事、“疑惑”会合場所特定。11月議会で追及必至か!
https://agora-web.jp/archives/2042129.html
新型コロナの対策に関しては、誰が長であっても難しい舵取りだろうと思われる。
右往左往するのは致し方ないことではあるが、だからこそ、透明性が重視される。透明性が保たれることが信頼となり、たとえ失策があったとして誰かを責めることもない。
そして、その信頼があってこそ、県民は知事に付いていく。
玉城デニー知事の信頼が薄いことで、県民は知事の言うことを聞かなくなり、感染者が増えているのではないかと思う。