Skip to content

JAPAN OKINAWA TODAY

沖縄から思うこと、感じることを綴っています。沖縄そして日本が正しい道へと進むことを願っています。

  • ホーム
  • Toggle search form
ロシア&ウクライナ

ウクライナ侵攻。日本政府の誤まったロシアへの制裁。

Posted on 2022年4月8日2022年4月8日 By udaseiichirou@gmail.com

このブログは、読み上げ動画でもご覧いただけます。

日本政府は、欧米と足並みを揃えるように、ロシアへの制裁を行なっており、今後、さらに石炭の輸入の廃止、一部のロシア外交官の国外追放なども検討しているとのことだ。

しかし、日本政府は今回の戦闘に対して、どこまで正確な情報を得てこのような制裁を行なっているのだろうか。
もし、マスコミ報道ベースや、ただ欧米にならって行なっているのであれば、日本は大きな過ちを犯す可能性がある。

まず、当初行なった制裁で、欧米と並び、経済制裁に踏み切った。
これに関しては、ロシアが他国に侵攻したという、誰の目から見ても大きな事実があり、また、経済制裁に関しては多くの国が共同で行うことで意味があり、間違った選択ではない。
また、人道支援というものも、民間人の救出は急務であり、国際社会の中で日本はさらに積極的に行うべきだろう。

しかし、初期の段階で、ヘルメットや防弾チョッキを支援物資として送っている。
これは、日本としては完全に誤まった行為だ。
日本はNATO加盟国でもなければEUでもなく、今回の戦闘とは直接的な関わりはない。
ヘルメットも防弾チョッキも、明らかな軍事物資であり、ロシアからすれば、日本が戦争に加担したということになり、日本は敵国という扱いとなる。
実際にロシアはそのように発表している。
多くの人が言っているように、日本は北朝鮮と中国の核の脅威の中にあり、今後はそれにロシアが加わったことになったのだ。
日本が核保有国で、ロシアと対決できる軍備を持っていれば良いが、万が一の時は太刀打ちできない。

そして、今後、さらに石炭の輸入を減らし、将来的には廃止の方向。そして一部外交官の国外追放まで検討している。
現在、ロシアはEU諸国へのエネルギーは止めておらず、EU各国も輸入を一部減らしたりはしているものの、完全に止めてはいない。
国連でロシア排除とまで状況が悪化していても、EUもロシアも平然とエネルギーの輸出入を行なっているのは、あきらかに水面下で一定の取り決めを行なっていると見るのが普通である。
このような中、日本が石炭の輸入を止めると言っているのは、果たしてロシアと水面下で交渉しているのだろうか。
甚だ疑問である。
さらに、外交官の追放だが、これは一歩間違えると、日本とロシアが戦争を始めるきっかけになりかねない。
もちろん、これだけで戦争にはならないが、基本的に大使館の閉鎖や大使の召還などは、相手国へのあからさま挑発であり、外交官の国外追放はその一歩手前の行為である。

何度も言うが、ロシアにとって日本は、NATO加盟国でもなくEUでもない。
完全に蚊帳の外と見ているだろう。
さらに、一時は平和協定まで話が進んでいた国である。
その部外者の日本が、欧米と足並みを揃えて、過度な制裁を行うということは、この戦争後、相当な反撃があるとみておいた方が良いだろう。
北方領土に核兵器を配備するという屈辱的な行為くらいは行うだろう。
また、欧米はいざとなれば、NATO軍で反撃できるという大きな武器があり、ロシアも簡単に欧米には手を出せないが、日本はバックに米国がいるだけで、もし、米国が日本を積極的に守らない姿勢を見せた場合、日本は一貫の終わりだ。

そして、これらの制裁は、ロシアの残虐な行為に対して行うとのことで、確かにマスコミ報道だけ見ていれば、当然の制裁ではある。
しかし、ロシアは「これは、ウクライナと西側のでっちあげ」と言っている。
このロシアの主張が嘘であるという、確固たる証拠を持っているのか。
または、アメリカなどから一定の信用できる情報を得た上で行なっているのか。
マスコミ広報や世論とは別に、政府として制裁を行うだけの情報を得た上での制裁であれば問題ないが、今流れている報道の中にも、双方、様々なフェイクニュースが流れている中で、事実関係がはっきりするまでは過度な制裁を行うことは、日本国民を危険な状況へ陥れることになる。
例えば、裁判で、どれだけ極悪非道な犯罪者が「私は無罪だ」という主張をした場合、世論やマスコミ報道とは別に、それを打ち消すだけの証拠を積み上げ、刑が確定するものである。お前は悪い奴に見えるから死刑だ。という裁判はあり得ない。
これをもし、国際社会の中で行なった場合、日本の立場は地に落ちる。

また、万が一、ロシアが核弾頭を日本に向けた時、アメリカが一緒に対応してもらえるという交渉を、日米間で行なっているのだろうか。

ロシアから見れば、日本がどれだけ経済制裁をし、石炭を輸出できずとも、痛くもかゆくもない。
核で脅せばいいだけの国である。
所詮、アメリカという虎の威を借る狐としか見ていないだろう。
その日本が、口や手を出しきた場合、ハエを追い払うような手段に出る可能性も考えておくべきである。

日本政府は、ロシアに対し、欧米と足並みを揃えた経済制裁や人道支援にとどめ、過度に加担すべきではない。

関連

時事問題 Tags:ウクライナ, プーチン, ロシア, ロシア制裁, 人道支援, 国外追放, 外交官, 岸田総理

投稿ナビゲーション

Previous Post: 岸田政権必死か?ワクワク割導入で、ワクチンを賞味期限までに使い切れるのか。
Next Post: 幸福実現党を支持する

大阪出身、沖縄在住(約12年)50代の男性です。
沖縄の情報や政治を中心に日々思い感じることを綴っていきます。
誤字脱字も多いですがご了承ください。

更新情報はTwitterでお知らせ。
Follow @seiichi84999949

2022年4月
月 火 水 木 金 土 日
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
« 3月   6月 »

おすすめ本

おすすめ本

最近の投稿

  • オール沖縄の崩壊
  • トランプはなぜエプスタインファイルを公開しないのか
  • トランプはなぜガザ市民を追い出そうとしているのか
  • 韓国の今後
  • オールドメディアの終焉

カテゴリー

  • 2022年参院選 (5)
  • 2022年度沖縄選挙イヤー (22)
  • 2022年沖縄県知事選挙 (8)
  • つぶやき (14)
  • ウイグル (2)
  • スポーツ (1)
  • ニュース (23)
  • 中国 (8)
  • 基地問題 (37)
  • 政治 (29)
  • 政治/選挙 (33)
  • 新型コロナ (36)
  • 時事問題 (42)
  • 沖縄のフルーツ (1)
  • 沖縄のマスコミ (13)
  • 沖縄の実態 (3)
  • 沖縄の歴史 (1)
  • 沖縄ニュース (87)
  • 沖縄ニュースまとめ (24)
  • 沖縄情報 (14)
  • 沖縄環境 (1)
  • 沖縄県産品 (1)
  • 海外ニュース (2)
  • 見るべき動画 (4)
  • 辺野古 (11)
  • 辺野古サンゴ訴訟 (8)

アーカイブ

  • 2025年7月
  • 2025年2月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月

保守ランキング

お問い合わせ

Copyright © 2025 JAPAN OKINAWA TODAY.

Powered by PressBook WordPress theme