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沖縄から思うこと、感じることを綴っています。沖縄そして日本が正しい道へと進むことを願っています。

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平均寿命 沖縄男性はついにワースト域に突入!死因も特徴的。

Posted on 2022年12月29日2022年12月29日 By udaseiichirou@gmail.com
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先日、厚労省から平均寿命に関しての、統計調査結果が発表されました。
沖縄だけでなく、全国それぞれの地域で様々な報道がされていることと思われます。

下落する沖縄の平均寿命

ここ沖縄は、
男性が全国で43位の80.73歳。前回の36位から下落。
女性が全国で16位の87.88歳。前回の7位から下落。

厚労省HP/令和2年都道府県別生命表の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/tdfk20/index.html

表1 平均寿命(令和2年(2020))
(単位:年)
順位 男 女
都道府県 平均寿命 都道府県 平均寿命
全 国 81.49 全 国 87.60
 1 滋 賀 82.73 岡 山 88.29
 2 長 野 82.68 滋 賀 88.26
 3 奈 良 82.40 京 都 88.25
 4 京 都 82.24 長 野 88.23
 5 神奈川 82.04 熊 本 88.22
 6 石 川 82.00 島 根 88.21
 7 福 井 81.98 広 島 88.16
 8 広 島 81.95 石 川 88.11
 9 熊 本 81.91 大 分 87.99
10 岡 山 81.90 富 山 87.97
11 岐 阜 81.90 奈 良 87.95
12 大 分 81.88 山 梨 87.94
13 愛 知 81.77 鳥 取 87.91
14 東 京 81.77 兵 庫 87.90
15 富 山 81.74 神奈川 87.89
16 兵 庫 81.72 沖 縄 87.88
17 山 梨 81.71 東 京 87.86
18 宮 城 81.70 高 知 87.84
19 三 重 81.68 福 井 87.84
20 島 根 81.63 佐 賀 87.78
21 静 岡 81.59 福 岡 87.70
22 香 川 81.56 香 川 87.64
23 千 葉 81.45 宮 崎 87.60
24 埼 玉 81.44 三 重 87.59
25 佐 賀 81.41 新 潟 87.57
26 山 形 81.39 鹿児島 87.53
27 福 岡 81.38 愛 知 87.52
28 鳥 取 81.34 岐 阜 87.51
29 新 潟 81.29 宮 城 87.51
30 徳 島 81.27 千 葉 87.50
31 宮 崎 81.15 静 岡 87.48
32 愛 媛 81.13 山 口 87.43
33 群 馬 81.13 徳 島 87.42
34 山 口 81.12 長 崎 87.41
35 和歌山 81.03 山 形 87.38
36 長 崎 81.01 大 阪 87.37
37 栃 木 81.00 和歌山 87.36
38 鹿児島 80.95 愛 媛 87.34
39 北海道 80.92 埼 玉 87.31
40 茨 城 80.89 群 馬 87.18
41 大 阪 80.81 秋 田 87.10
42 高 知 80.79 北海道 87.08
43 沖 縄 80.73 岩 手 87.05
44 岩 手 80.64 茨 城 86.94
45 福 島 80.60 栃 木 86.89
46 秋 田 80.48 福 島 86.81
47 青 森 79.27 青 森 86.33

 

沖縄の死因も特徴的

ところで、沖縄の死因の上位は、他都道府県とは大きく異なっており、癌や心疾患などではなく、肝臓系、糖尿、高血圧疾患が上位を占めている。また新型コロナでの死亡者数もトップ。

男性 女性 一位の都道府県
悪性新生物<腫瘍> 47 43 北海道 北海道
心疾患 39 44 愛媛 愛媛
脳血管疾患 20 25 岩手 岩手
肺炎 45 46 埼玉 佐賀
不慮の事故 46 47 富山 富山
交通事故 34 44 香川 香川
自殺 14 45 宮崎 群馬
腎不全 23  4 北海道 北海道
肝疾患  1  1 – –
糖尿病  2  1 香川 –
高血圧性疾患  5  3 群馬 千葉
新型コロナ  1  1 – –
老衰 22 25 静岡 静岡

 

新型コロナに関しては、肝臓や腎臓(糖尿)、血圧に疾患のある方の死亡率が高いと言われているので、必然的に高くなるのかとも思われ、また医療体制など様々な要因があると思われる。

また、平均余命も40代以下では、男性は43位(女性は15位程度)との結果も出ており、今後、さらに平均寿命の順位を落とす可能性があると見られている。

ところで、沖縄県は「健康おきなわ21」という取り組みがある。
以前は長寿県だった沖縄が、転落したことを受け、平成14年に、再度、長寿県を目指す目的で取り組んでいる県の政策だ。
地元紙の報道では、この取り組みの効果が出ていないということで、沖縄県としては、見直しを急ぐとのこと。
また、玉城デニー知事も「厳しく受け止めている」とのコメントを出している。

健康おきなわ21
http://www.kenko-okinawa21.jp/

沖縄は食生活を見直す必要がある

私自身、島ナイチャーですが、そこそこ長年沖縄を見てきて、「そりゃ、寿命は下がるよな。」というのが正直な感想。

沖縄でも健康に対する意識はそれなりに上がってきていると思うのだが、行動が伴っていない、健康を意識しても実践できないように感じる。
特に食生活や生活習慣に対してだ。

油物、高カロリーなもの、添加物、ジャンキーなものは控えた方が良いと多くの人は分かっていて、それなりに健康に対しての知識が情報は持っている。
また、適度な運動を継続してするべきだということも分かっている。
しかし、分かっていても、それが実践できない社会のようにも感じる。
意識高い系の人たちは、それなりに実践しているとは思うが、大半の一般の人がこれらを実践するのは難しい。

例え話が私ごとで申し訳ないのだが、
私も50代となり、昼食の弁当を買いにスーパーに行っても、まず、健康的な弁当は皆無。
あっても、サバの弁当ひとつか、あとは寿司くらいで、大半は揚げ物&肉類ばかり。
とにかく、多少体のことを気遣った弁当の選択肢が極端に少ない。弁当以外でも、油物を避けた惣菜も極端に少なく感じる。
毎日、弁当も飽きるので、ファーストフードに行く人も多いだろう。
弁当専門店でも、てんこ盛りの揚げ物が詰め込まれた弁当も多い。

また、沖縄そばを食べに行っても、麺の量が多い店も多い。
さらに、そこに「じゅーしー」(沖縄の炊き込みご飯)が、ひっついてくる。

そして、米軍統治下という時代や社会背景もあってか、年配の方でも、ファーストフードが好きな人も多く、日常的に食べている人もいる。
今から20年前でも、ケンタッキーで普通にオバァがチキンを買っていたり、葬式帰りの年配の団体が、マクドナルドやA&Wでコーラを飲んでいたりする。

また、ポーク(SPAM)などの缶詰肉が大好きな人も多い。
ポークに関しては、ポークたまごを筆頭に、チャンプルー類にも入っていれば、味噌汁の中からひょっこり顔を出すことも多い。コンビニのおにぎりコーナーにもポークおにぎりが陳列されている。ポークは否定しないが、塩分や油分が多いポークを日常的に好んで食べ続けるはやはり体に良いとは思えない。

沖縄では、ケンタッキーの消費量が日本一であるのは有名だが、ケンタッキー以外のフライドチキン店も多くあり、さらに最近の唐揚げブームで現在、町中、からあげ屋だらけだ。(からあげに関しては、ブームが去れば減ると思うが)
そこに、沖縄てんぷらという、揚げ物も今では沖縄名物になっている。最近では有名な、沖縄てんぷら屋の商品がコンビニでも販売されている。
また、秋は秋刀魚のシーズンだが、焼いた秋刀魚ではなく、揚げた秋刀魚が売られている。沖縄の気候の関係で、揚げ物が多くなっているのは理解しているが、とにかく、何でもかんでも油で揚げたがる。
よほど意識をしない限り、揚げ物を食べないで生活する方が難しい社会でもある。

ただ、沖縄の人は、刺身好きな人も多く、鮮魚コーナーには刺身の販売量は多い。
刺身専門店や鮮魚店も多い。
しかし、残念なことに、赤みの魚が多いのも実態だ。
(近海で獲れたマグロなどは、安くて新鮮で美味しいのはメリットではあるのだが。)
また、スーパーでは、本土のように、日本海で獲れた新鮮な魚が並ぶことは少なく、並んでいても輸入の冷凍ものや、加工、味付け済みで焼くだけの魚が多い。
焼き魚に関しては、年中食べられるのは、鯖と鮭くらいと言っても過言ではないだろう。
私のようなナイチャーは、アジだのヒラメだの、白身や青魚が食べたくなるのだが、かろうじて、アジの開きかホッケが手に入る適度で、魚の選択肢は少ない。

若い人は、これでも良いかと思うが、少し健康に気をつかっている中年以降の人が食べたいor食べ物が少ない。
さらに、高血圧や糖尿病の人にとっては、日常の生活で選択肢は非常に限られるだろうと思われる。
血圧や糖尿病、肝疾患のある人で、外食や弁当・惣菜を購入する場合、揚げ物以外の選択肢は非常に限られている。
この選択肢と何とかしないと、平均寿命を上げていくのは難しいだろうと思う。
とは言え、島の沖縄としては流通のこともあり、難しい面もあるが、流通と県民意識のバランスを変化させることで少しは食生活も変わるのではないかと感じる。
県内の大手スーパーなどは、糖尿病や肝疾患のある人向けの弁当や惣菜をもっと積極的に販売すべきなのではないかと思う。実際には売れないのかもしれないが・・・。

 

運動不足

また、沖縄は車社会でもあり、とにかく歩かない人が多いのは有名だ。
ただ、これに関しては、社会構造として車でしか生活できないこともあり、また、夏場など近所のコンビニに行くのも、徒歩で動くのが億劫になるほど日差しがきつく、なかなか改善は難しいとは思う。
ただ、イオンなどが本土で取り組んでいる、ショッピングセンター内でウォーキングができるような仕組みを、沖縄県が民間に依頼し、増えれば、多少は歩く人も増えるのではないかと思われる。
また、比較的大きな公園では、ウォーキングやランニングコースのある公園も多いが、那覇市にある漫湖公園などコースはあるが、手入れが行き届いておらず、夜など怖くて歩けないような公園もあるのも実態だ。
那覇では、奥武山公園や、新都心公園など、手入れをしていれば、夜でも多くの人がウォーキングやランニングに集まるのだが、手入れをしていないことで、無駄になっている公園も多いのではないかと思う。

 

酒

沖縄を見ていて感じるのが、深酒が多い。
東京や大阪などの都会では、「終電」というものがあるので、一定の時間で飲み会は”おひらき”になるが、終電のない沖縄では、気がつけば御前様。さらに、もう一杯と飲んで時計を見ると深夜2時なんてこともある。
また、どうしても、安い泡盛をボトルで頼んで飲む人も多く、安い酒をついつい多量に飲んでしまっている人も多いだろう。
グラスや「号」で頼まず、ボトルで飲むのも、酒量が増える原因だろう。
明らかに、本土と比べ飲む量が多い。
また、自宅での飲酒の量も多いのではないかと思う。

沖縄は居酒屋がファミリーレストラン

酒と食事の両方に言えることだが、沖縄は昔から共働きが多く、夕食を家族で居酒屋で済ます家庭も多い。本土ならファミリーレストランがあるが、沖縄には少なく、ひと昔前までは皆無だった。
そのため、子供がいても入りやすい、座敷のある居酒屋には、平日でもファミリー層が多く、居酒屋で子供走り回っている。
本土の人間からみれば、居酒屋で子供が走り回っているのは不思議な光景だが、沖縄では普通だ。
さらに、チャイルドルームや子供が遊べるスペースを設けた居酒屋があるくらいだ。
この環境に対して、沖縄県としても、夜の9時以降は子供を居酒屋に連れて行かないような周知の取り組も行ってはいる。
ただ、子供の時から、大人になっても、酒と接する機会の多い環境というものを、少し見直しても良いのではないかと感じる。

沖縄県の取り組み

沖縄県の健康に対する、広報だが、
テレビやラジオを通しての県の広報番組やCMでは、『がんじゅう体操』なる、誰が実践しているか分からない、高齢者向けのラジオ体操のようなものを放送している。もちろん、高齢者向けの施設などで健康寿命を伸ばすために実践されている方はいるかと思うが、果たしてこれの効果がどこまであるのか。
テレビのCMでは、「健康保険料を払え!」「特定健康診断を受けろ!」を連呼しているだけだ。
しかも、現役世代がテレビを見ていない、平日の昼間に放送している。税金の無駄でしかない。
こんなことをするくらいなら、「揚げ物食うな!」「少しは歩け!」と、ゴールデンタイムに流したり、ネット広告を打った方が良いのではないかと思う。その方がよほど、医療費の削減になるのではないかと思う。
上記の「健康おきなわ21」のサイトなど、いったいどれだけのアクセスがあるのだろうか?
こんなことに金をかけるくらいなら、健康促進のポスターをつくって、居酒屋のトイレにで貼ってもらった方が効果的なのではないかと思う。

沖縄の苦悩

ただ、沖縄として難しいのは、
体に悪いものが、沖縄の名物になっている点だろう。
沖縄そばもラーメンと同じようなものなので、食べる量を減らした方が良いはずだが、ここに対して、沖縄県が「控えろ」とは言いにくだろう。
ポークや沖縄てんぷらに対しても同じだろう。
酒に関しては、「控えろ!」とは言えても、「泡盛」や「ビール」という言葉を全面に出して広報したら、泡盛業界とオリオンビールから袋叩きになる。

沖縄の文化や産業と県民意識のバランスをとりながら、沖縄県としては広報をする必要があるだろうと思われる。

個人的には、健康に対しては、行政が云々ではなく、個々人が意識して改善すべきだと思っているが、行政として取り組むのであれば、死因の原因をちゃんと調べ、もう少し丁寧な県民への周知や効果的な広報が必要だろうと思われる。

 

沖縄の平均寿命、男性ワースト5位 女性16位に 延び鈍く順位後退 20年都道府県別生命表
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1637337.html

沖縄の平均寿命、順位下落続く…識者はどう見るか(有料記事)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1637344.html

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大阪出身、沖縄在住(約12年)50代の男性です。
沖縄の情報や政治を中心に日々思い感じることを綴っていきます。
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