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1月10日、朝イチで、読売からニュースが飛び込んだ。
米国が、沖縄に2000人規模の「離島即応部隊」を創設するとのこと。
11日の2プラス2で正式に表明。日本政府も支持する方針だ。
米国は、2025年までに、沖縄の海兵隊を改変し、離島有事に対応する「海兵沿岸連隊(MLR)」を創設。
東・南シナ海に進出する中国への抑止力と対処力を高めるのが狙いで、すでに、昨年、ハワイに2000人規模のMLRを設置しており、沖縄にも同規模で設置、もうひとつ、グアムへの設置も有力視されている。
この部外には、対艦ミサイル機能なども備える予定。
この背景にあることとして、現在、東シナ海では、米軍よりも人民解放軍の軍事力の方が、強いと言われており、それに対応するために、自衛隊も含め、軍事力の強化を行なっているのだが、それでも、圧倒的に即戦力としては、人民解放軍の方が強い。
そのため、解放軍が軍事的に進出してきた場合、まず、米軍の海兵隊や今回の離島即応部隊、自衛隊で食い止め、長期戦に持ち込み、その間に世界に展開している米軍や、可能であれば、他国の応援も含め、東、南シナ海へと軍事力を集中させ、自民解放軍を封じ込める狙いがあるだろうと思われる。
また、別のニュースとして、アメリカのシンクタンクが、中国が台湾に侵攻した場合、早期に失敗する一方、米軍、台湾、日本にも多大な代償を強いることになるとの結論を公表したことをブルームバーグなど、他方面から報道されている。
中国の台湾侵攻は失敗するとは言え、米兵3200人、台湾軍3500人、そして自衛隊員も多数死亡する可能性があると指摘。
また、沖縄の米軍基地が攻撃対象になるとも公表した。
現状の東シナ海の緊張からすれば、当然の動きではあるが、沖縄の左派による反発は必死と思われる。
また、玉城デニー知事がどのような態度で向き合うのか、その姿勢にも注視する必要があるだろう。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230109-OYT1T50218/
米が沖縄に「離島即応部隊」創設へ…海兵隊を25年度までに改編、対中抑止力を強化
中国の台湾侵攻は失敗する可能性高い 日本含め多大な犠牲 米シンクタンク分析
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000282758.html
中国が台湾侵攻でも「早期に失敗」、米軍が反撃で-シンクタンク分析
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-10/RO8MEOT1UM0W01?srnd=cojp-v2