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自民党国防議員連盟、下地島空港を視察する予定
自民党国防議員連盟が来年2023年1月11日・12日に宮古島市の下地島空港を視察する方向で調整しているとのこと。
防衛省は南西諸島で利用できる空港や港湾を増やそうをしており、自民党からは、下地島空港の使用を求める声が上がっていることから、今回、視察をするようだ。
下地島空港は1979年以降、主に民間機の訓練施設として長らく利用され、南西航空(現JTA)が那覇との便も利用していたが、利用客の少なさで1994年にJTAは撤退。その後、パイロット訓練施設として利用されてきた。
その間も一部の民間機の定期便やチャーター機の利用はあったが、長期継続には至らなかった。
その後、2010年、JAL破綻に伴い、JALの訓練も撤退。2012年、ANAだけでの維持が厳しくなり、事実上ANAも撤退した。
2015年、三菱地所が下地空港の利用を県に提案し、新ターミナルを建設。
2019年に本格的に空港が再開され、国内外のLCCの空港として運用されている。
下地島空港は、開港以降、何度も自衛隊の利用が検討され、伊良部町議会などでは、全会一致で賛成されたりすることもあったが、事故などで立ち消えになるなど、紆余曲折している。
また、下地空港建設に向け、1971年に、当時の琉球政府が、民間の目的以外に使用しないとの確認書「屋良覚書」を日本政府と交わしており、それを根拠に根強い反対論が多い。
しかし、大型の輸送機や戦闘機が離着陸できる3000メートル級の滑走路があるのは、那覇空港と下地空港だけであり、下地空港の自衛隊の利用を促進論も常に出ている。
自民党の国防議連が下地島空港の視察へ 自衛隊の使用狙う
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1632967.html
石垣島の陸自駐屯地の地下室に文句を言う地元紙
現在、石垣島で建設されている、陸自の駐屯地の地下に作戦室を作るということで、反対派が文句を言ってるとの記事が琉球新報に出ていた。
自衛隊基地反対派の「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」の方が、地下室を作るということは、攻撃されるのを想定しているということだ。抑止力のための駐屯地だったのではなかったのかと、疑問を呈しているとのこと。
さらに、「ロシアのウクライナ侵攻を例に抑止力の重要性が言われるが、ウクライナだって抑止力を持っていたはずだ。安保3文書も改定され、ますます怖くなっている」と語った。とのこと。
反対の方というのは、どんなことでも文句をつけるものだと思わず笑ってしまった。
ロシアのウクライナ侵攻に対しても、すごい見方をしているものだと感心した。
不安ならご自身の家の敷地にでも地下室をお作りになれば良いのではないかと思います。
石垣島陸自、地下に「作戦室」設置へ ミサイル回避「住民避難目的でない」 沖縄
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1634057.html
自民党沖縄県連大会、3年ぶりに開催
自由民主党沖縄県支部連合会大会が3年ぶりに、那覇市内のホテルで開催されたとのこと。
ここで、仲田弘毅県議を県連会長、島袋大県議を幹事長、花城大輔県議を総務会長に起用することが決まった。
3名とも、沖縄県議会議員。
沖縄県選出の宮崎政久氏や西銘恒三郎氏、國場幸之助氏、島尻安伊子氏なども出席。自民党の公認、推薦で今年当選した、石垣市長や沖縄市長など5市長も出席していました。また公明党や日本商工連盟那覇地区の挨拶も行われた。
自民沖縄県連、仲田氏が新会長に就任 組織強化へ役職増設 3年ぶり県連大会
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1634029.html
自由民主党沖縄県支部連合会Facebook
https://www.facebook.com/jimintouokinawa/
沖縄「そろばん王国」
沖縄は子どもの学力が低いことなどが度々報じられるが、反面、実は、「そろばん王国」でもある。
2004年以降、珠算検定の受験者数は沖縄がトップを続けており、珠算の最高段位の10段取得者数も全国でトップ。
珠算検定の小中学校の各部門で表彰対象になる、100位以内の県勢は5人に1人の割合で入っている。
琉球新報さんが、この珠算王国を築いた方々の歴史を紹介している。
沖縄のそろばん文化の基礎を作ったのは、初代沖縄県支部長の山田親民さん。この方は、沖縄県内のIT企業であるリウコムの初代社長。
戦後すぐに珠算を学んで、銀行に就職。その後、成人学校を開き珠算などを指導。
そして、二代目の山﨑幹生さんがバトンを受け継ぎ、復帰前の練習帳すら入手困難な時代にラジオ局と提携して読み上げを行うなど、様々なアイディアでそろばんを普及させていったとのこと。
復帰後、3代目の宮城清次郎さんが、幼児向けの教材開発やテレビCMの放映などを通して、珠算を習う子どもが増加した。
1981年に女子学生が県内で初めて10段に合格。
1988年に具志川中が初めて全国制覇を成し遂げた。
80年代に大きく飛躍して、現在へと繋がっている。
昨年時点で、10段の合格者は全国でダントツトップを誇っている。
この記事で驚いたのは、3代目支部長の宮城さんの教室からは、4人の東大生を排出しているとのことだ。
これだけデジタルの世界になっても、子どもがそろばんを習うことの意義は大きいのだろう。
IT技術者を多く排出しているインドでは、日本のそろばんが盛んだと言われ、九九も100の段まであるとも聞く。
ますます、デジタル化が進む現代で、子ども基礎力をつけるには、そろばんはやはり大きな効果があるのだろうと思う。
沖縄は「そろばん王国」ラジオ局と提携、テレビCM…礎を築いたキーパーソンの「計算」とは
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1634461.html