政治の難しい話ではなく、ちょっと余談。
沖縄のマンゴー
マンゴーの季節がやってきてワクワクモードなのでマンゴーの話でも。
沖縄に来るまで、そうそうマンゴーなんか食べる機会がなかった。
しかし、沖縄に来てびっくり!
JAファーマーズなどに行くと、パックに入っるひと玉500円程度マンゴーが山積み!
それから毎年、思う存分食っております。
マンゴーが出始めるのは6月頃から。
そして最盛期は7月の中頃から8月前半頃。
この時期のマンゴーは、いわゆる、アップルマンゴーでアウィーンという品種。
宮崎産の『太陽のたまご』ってブランドも有名だが、これもアップルマンゴー。
一昔前、東国原さんが宮崎県知事だった時に、積極的に県産品をPRしていたので『太陽のたまご』が高級マンゴーとして有名になりました。
しかし、宮崎産のマンゴーが高いのは、ただ美味しいからって訳ではない。
宮崎も南国ではあるが、それでも冬場は寒いので、暖房が必要。
その為、燃料費が上乗せされてるんですね。
なので、同じサイズ、同じ糖度であっても、露地栽培が可能な沖縄県産のマンゴーの方が安いんですよ。
なので、「単純に高いから良いもの」!と思わずにネットで購入する際には産地などもしっかり見た方が良いですよ。
沖縄産でも一部、ネットであり得ないような価格で販売されてるものもあります。
もちろん、美味しいとは思うがマンゴーひと玉に何万円ってちょっとドン引きしてしまいます。
もちろん、宮崎産でも沖縄産であっても、手間暇かけ愛情をかけ育てたものは、どちらも美味しいです。
マンゴーの種類
ところで、マンゴーには上記のアップルマンゴー(アウィーン種)以外にも、いくつか種類があります。
書ききれないのでこちらのサイトをご覧ください。
マンゴーにはいっぱい種類があるようですが、沖縄でアップルマンゴーの次に多く出回るのが、キーツマンゴー。
キーツは、アップルマンゴーのシーズンと入れ替わりに店頭に並びます。
8月〜9月頃までJAファーマーズなどに並んでいます。
色は青く、一見マンゴーらしくないですが、これがサッパリとしていて、とても美味しいです。
また、ひと玉がとても大きいものもあります。
生産量が少ないこともあり、アップルマンゴーよりも高額です。
大きなものだと、JAでも5000円や8000円なんて値段がついていることもあります。
ただ、小粒になれば比較的安価。それでもアップルマンゴーの倍くらいはします。
もし、沖縄からキーツマンゴーが届いた場合、赤くなるのを待っていたら腐ってしまいます。
多少、黄味かかりますが赤くはなりません。
そんでもって、沖縄に住んでいてラッキーと思うことがあります。
それは、『ミニマンゴー』という存在。
とても小さいマンゴーです。
スモモくらいかもうちょい大きいくらいのサイズです。
特別な品種でも何でもないです。
ただ、アップルマンゴーの間引き忘れや、受粉がうまくいかず成長が止まりそのまま熟したものです。
しかし、味は普通のマンゴーと何も変わらない!
小粒なので、手で皮を向いて、そのままパクリ。
まさにスモモでも食べているように食べられます。
皮がむきにくい場合もありますが、その場合は包丁でチャチャっと皮を向いてそのままパクリといけます。
何より安い!
ビニール袋に5玉や10玉入って数百円で売られています。
最近では、ネットで訳あり品として販売されています。
中には大量に箱詰めしているものもあるので、ご近所や親戚とわけわけして買うのも良いかと思います。
沖縄県民はマンゴーを食べない?
と、マンゴーシーズンになると、私のようなナイチャー(本土出身者)はキャッキャしていますが、実は沖縄の人はさほどマンゴーを食べていないように思います。
そもそも、スーパーで家庭で食べるようのマンゴーはほとんど置いておらず、箱詰めされた進物用ばかり。
マンゴーが嫌いな訳ではないようだが、やはりひと玉500円や1000円となると高額。
以前、沖縄の友人2名と飲んでいた時、マンゴーの話になり、
私:マンゴーJAファーマーズとかなら安いよね。
友人A:いくらするの?
私:ひと玉500円くらいかな。
友人AとB:500円!!!!!
そんな金出すなら、梨食うわ!
そのあと、この友人AとBは「マンゴーよりも梨の方が好き話」で盛り上がってました。。。
そんなこんなでワザワザ買ってまで食わないとか、親戚内や知り合いにマンゴー農家がある場合は、もらってタダで食べていたり、庭先にマンゴー植えて自宅で育ててるって人もいて、マンゴーに金を払う感覚があまりないようです。
はぁ、マンゴー農家の友人が欲しい。。。
沖縄県民マンゴー送りまくり!
沖縄県民は自身では食べないものの、沖縄県自慢のものとしてマンゴーを本土の知り合いや親戚に送りまくります。
何より、本土に送ると大喜びしてくれるので、ガンガン送ります。
マンゴーシーズンになると、JAファーマーズや道の駅系の青果販売のところでは、その場で発送できるコーナーなども設置されいて、週末にもなると大行列。
また、那覇にある中央郵便局のゆうパック孫口ではマンゴーの箱を抱えたり、台車に大量のマンゴーの箱を積んでる人達で大行列になっています。
余談ですが、沖縄から本土に小包を送る場合、ゆうパックが安いんですよね。
ヤマトや佐川は重さとサイズで価格が決まるのですが、ゆうパックは場合は箱のサイズで送料をきめているので送る物によってはゆうパックがお得なので、ゆうパックで送る人も多いです。
マンゴーの食べ過ぎに注意しましょう!!
マンゴーはビタミンAやビタミンC、βカロチン、葉酸、食物繊維などが豊富で栄養素も高いフルーツ。
しかし、食べ過ぎには注意です。
マンゴーって、実はウルシ科。
あの漆です。
能登でぬりぬりしている漆。
漆の木や葉っぱは人によっては触るだけで、アレルギーを起こす植物。
マンゴーの木や葉っぱでアレルギーを起こすことはほとんどないと思いますが、マンゴー自体に漆の主成分「ウルシオール」に近い成分が含まれいて、食べ過ぎるとアレルギーが出る場合があります。
また、遅延型アレルギーなので、食べてから1〜2日後に症状が出るようです。
それ以外に、カロリーが高め。
ダイエット中の方は食べ過ぎに注意が必要です。
ちなみに、マンゴー約1個(200g)で
128kcal
糖質は31,2g
食物繊維が多いので、人によっては下痢や腹痛、便秘など、腸に来る場合もあるようです。
また夏のフルーツなので、スイカなどと同じで体を冷やす効果もあるので、食べ過ぎると体が氷ます。
そんなこんなで、容量を守って、美味しくいただきましょう!!