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国会議事堂

総裁選で最も痛手を受けたのは維新・橋下徹氏!?

Posted on 2021年9月30日 By udaseiichirou@gmail.com

総裁選が終わり、次期内閣総理大臣が岸田氏に決まった。
高市氏を支持していたので、残念だった面もあるが、河野氏が当選するという最悪の状況にならなかったことに安堵している。
ただ、前の記事にも書いたが、高市氏であれ岸田氏であれ、自民党の国内政治というのは決して保守ではなくリベラル。
海外から「日本は社会主義で最も発展した国」と揶揄されるくらい、決して保守政治ではない。
岸田氏の政策も、富の再分配を掲げらてれおり日本の経済は今後も停滞が続くだろう。岸田氏の周辺も財務省で固められいるようなので、来年の国政選挙で問題なく岸田政権が続くようであれば、確実に増税へと向かっていくだろうと想像する。

 

ところで、今回の選挙戦を見ていて、異常に思えることがあった。
それは、現在コメンテーターとしてテレビで活躍されている橋下徹氏だ。
様々な番組で、候補者への質問をしたり、様々なコメントもされていたのだが、過度に河野太郎氏を推しており、また過度に高市氏に攻撃的であったことだ。
ご自身も政治家の経験があり、テレビの世界に長くいる身なので、最低限の政治報道のバランスはわきまえているはずである。また、以前から橋下氏の中国寄りの態度に対して、保守層からの批判は多々あったので、河野氏を支持するのは理解できるのだが、それにしても今回の総裁選では正直、気持ち悪いほど河野氏推しであった。

 

選挙中はあまり深く考えていなかったのだが、なぜ橋下氏が河野氏推しだったのかがようやく理解できた。
それは、カジノだ。

それは、横浜市長選から始まる。
横浜市長選で管総理はカジノ誘致反対の小此木氏を支援していた。結果惨敗となったが、管総理は元々はカジノ誘致賛成の立場のはずがなぜか小此木氏を支持。地元の繋がりと報道されていたが、どうやら、横浜に誘致をするのではなく、自身が総理大臣の間に、横浜ではなく東京にカジノを誘致しようとしていたようだ。
そのために、カジノ反対派の小此木氏を支援したいたとのこと。

管総理だが、当初から河野太郎氏をワクチン担当大臣などに抜擢するなど河野太郎氏を次期総理にするために育ててきた。現在日本のカジノ誘致は、アメリカの企業は離れ、事実上中国系の企業となっている。そのために親中派の河野太郎氏は都合の良い子分になるはずであった。
さらに、管総理と橋下氏の仲は深いのは有名だ。
橋下氏や維新の会と、前安倍総理とも親密であったと言われていたが、間に入っていたのは当時の管官房長官であったと言われる。
そして、現在、阪神でカジノ構想を維新が積極的に進めている。
安倍政権時代に、カジノ誘致を積極的に政府に売り込んでいたのが、管官房長官と橋下氏だったのではないかと考える。
大阪のカジノ誘致を成功させるために、橋下氏としては、管総理の息のかかった政権で無ければ、維新のカジノ構想が頓挫する可能性があり、必死で河野太郎氏を支持していたのだろう。
横浜市長選で見られたように、カジノIR誘致に関しては、国民全体としても盛り上がりに欠けており、誘致が厳しい状況で、またIR汚職などによってイメージが悪いのも実情だ。
カジノ誘致を成功させるためには、政府の中核が進めなければ実現がさらに厳しくなるのは目に見えている。
当初は管総理が続投の見通しだったが、支持率低下で退陣せざるを得ない状況となり、管総理の後継者として河野太郎氏が出馬。当初、河野氏が圧勝する見通しであったが、予想外の高市氏の人気、野田市の出馬により、河野氏が厳しくなってきた状況に合わせ、橋下氏の河野推しがエスカレートしていったように思う。

 

ここ最近になって浮き彫りになってきている、いわゆる親中保守という日本の経済界にはびこっている勢力。
その政治団体の中心が維新であることも浮き彫りになってきている。
ここ沖縄の政治家、下地幹雄氏がIR業者からの資金提供を受けたのも維新所属時であった。(現在は離党)
維新の中核である、橋下氏や松井大阪市長に関しては、様々な噂がある。その裏には大阪らしい近隣諸国との闇の関係や、黒い影の話も多く耳にする。
陰謀論や噂話というレベルではないだろう。
また、橋下氏は、テレビで「もう私は政治家ではないので」などと言っているものの、明らかに、あえて政治から離れているようにして維新に強い影響力を持っているのは確かだ。
IR事業に関して、何らかの裏があるのではないかと想像するのは私だけではないだろう。
橋下氏としては、管総理ファミリーにはなんとしても政治の中心にいてもらう必要があったのだろう。

 

結果として、カジノIR事業に関しては、管総理が横浜市長選に関わったことで後退したのではないかと思う。
横浜市長選での落選が要因となり、管総理の求心力の低下。そして支持率低下。(大きくはコロナ対策での発言力の弱さだろうと思われるが)
そして、事前準備がない状態での河野太郎氏の出馬。準備が足りなかったことであまりも多くのボロが出てしまい、議員票では散々たる結果で落選した。
今回の総裁選で、カジノ誘致に関しては様々な影響が出るのではないかと想像する。
また、今後の橋下氏と政府との関係も注視していきたいものだ。

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政治/選挙, 時事問題 Tags:IR, IRカジノ, カジノ, カジノ誘致, 横浜市長選, 橋下徹, 管総理, 総裁選

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大阪出身、沖縄在住(約12年)50代の男性です。
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