昨日、夕方のニュースを見ていると、東京で救急搬送が増え搬送先が見つからないなど、医療が逼迫していると伝えていた。
コロナが始まって2年が過ぎたにも関わらず、政府や東京都などの自治体は一体いつまでこんな事を続けるのか。
言葉は悪いが、バカなのか?と思って見ていた。
テレビでは、PCRで陽性となって、自宅待機中に発熱し救急車を呼ぶ人がいるとのこと。
救急隊員の方は「発熱すると不安になられるだろうからね・・・」とのこと。
持病があったり高齢者なら救急車を呼ぶべきではあるが、今まで、普通の人が風邪やインフルエンザで救急車を呼ぶ人などほとんどいなかっただろう。
救急車を呼んだ人を責めたいのではなく、今の制度に問題があるのだ。
無症状でPCR検査を受け陽性。
↓
保健所から連絡 or 保健所の逼迫により連絡すらない。
保健所に電話しても繋がらない。
↓
救急車を呼ぶ。
なんかおかしくないですか?
重要な事は、
体調が悪ければ医者に行く
この当たり前の制度にすれば良いだけのこと。
保健所が第一窓口などになっているから混乱しているのだ。
発熱などの風邪の症状が出れば医者に行く。
医者でPCR検査なり抗原検査などを行なって、コロナかどうかを判定する。
発熱があれば解熱剤を処方する。喉が痛ければ抗炎症や痛み止めの薬を処方する。
そして、「体調が悪化したら救急車を呼んでください。」と伝える。
これをすれば良いだけの事。
今は多くのクリニックで患者を受け入れているとは思うが、それでもコロナ患者を敬遠するクリニックも多い。
しかし、ワクチンだけはう打って金儲けをしているようなクリニックもある。
一体、日本の医療はどうなっているのかと思う。
これだけ感染者が増えている中で、やたらと病床数ばかりが報道されているが、中堅以上の病院などでテントを張って発熱外来を大量を増やせないのか。
また、3回目のワクチン摂取でまた自衛隊にお願いしているが、間も無くオミクロンが収束するであろう状況でワクチン摂取に力を注ぐくらいなら、摂取会場を発熱外来にした方が良い。
陽性になって症状が出ても、医者に診てもらえない。
だから、重症化して医療が逼迫する。
病人の対応をするのが医者ではなく保健所の人間。
この異常さに早く気づけ!
医者でもない保健所の人間が「鎮痛剤を飲んで寝ていてください。」と医者のような事を言っている。
この保健所の人が、せめて保健師レベルであれば良いが、他部署の応援やアルバイト、コールセンターのお姉ちゃんだったりする。
一体、この国の医療はどうなっているか。
病気になってもコールセンターのお姉ちゃんが判断する状態。異常だろ。
体調が悪ければ医者に診てもらう。
その人の体調に合わせた処方をしてもらう。
人によっては入院をしてもらう。
『病人は医者が診る』という当たり前の状態にする事で、死者も重傷者も減り、高度医療の逼迫もなくなる。
保健所の業務が回らないような状態になって、自衛隊まで駆り出されているのに、多くの町医者はいつも通りの仕事をしている。
パンデミックの中、なぜ医者がのほほーんと普通の生活を送っていられるのか。
決して、医者や保健所の人、軽症で救急車を呼ぶ人などを責めるつもりはない。
このパンデミックの混乱は、制度の問題であり政治の問題だろうと思う。
いい加減、2類相当から5類にするなり制度を根本的に変え無けるべき。
5類にする事に問題があるのであれば、新たな法律を作れば良い。
パンデミックが始まって2年も経つのに既存の法律にちょこっと装飾したようなモ小手先対応している日本政府は怠惰としか思えない。