この秋に行われる予定の沖縄県知事選に関して、自民党から佐喜真淳氏の出馬が濃厚であるとの旨の記事を書いた。
地元紙などで報道されていたのだが、やや先走り感があったようだ。
「沖縄自民党県連」との「かけはしの会(沖縄県関係自民党国会議員)」が2月6日に合同会議を開き、参院選・知事選共に候補者選定を本格化させるとのこと。
3月13日の党大会までに決定することで一致。
「かけはしの会」において、佐喜真氏擁立の議論をしたことで、報道が出た模様。
佐喜真淳氏と同レベルで有力候補として見られていた西銘恒三郎沖縄担当大臣が県知事選挙出馬はしないとの意向を示しており、このままでは佐喜真淳氏が有力なのではないかと考えられる。
しかし、政治の世界。昨年秋に衆院選に当選し、沖縄担当大臣に任命されたばかりの西銘氏としては、たった半年足らずで国会議員を辞職し、知事選に出るということは軽々しく言えないのが実態だろう。
もし、自民党県連が西銘氏を熱望すれば、西銘氏も「地元沖縄からの熱い支持」という大義名分ができ、出馬へと舵を切ることもできるだろう。
さらに、裏を返せば、この1ヶ月間、自民党内で、佐喜真氏、西銘氏など様々な候補名が上がることで、話題にもなり、注目を浴び知事選に向けての自民党の宣伝にもなるのではないか。(深読みしすぎかな)
どっちにせよ、西銘氏の腹の内次第だろうと思われる。
他にも、現浦添市長の松本哲治氏や県議の赤嶺昇氏などの名前も地元紙上で上がっていた。