中山義隆現石垣市長、政策発表
今月27日投開票の石垣市長選に4期目を目指し出馬予定の中山市長が政策発表を行なった。
目玉として、小中高進学時の支援金制度の創設。進学時に支援金を給付する制度で財源はふるさと納税を活用するとのこと。
また、ゴルフ場リゾートの建設、スケートボードパークの新設などを掲げている。
昨日は、立候補予定の砥板氏が政策発表を行なっており、砥板氏は給食の無償化などを掲げている。それに対して、中山氏は、予算の裏付けを行なっが政策であることを強調し、現職の強みを打ち出しているようだ。
中山氏と砥板氏との違いは別途記事にするが、どちらも、給食無償化や給付金などが目玉政策だ。事実上のバラマキが目玉政策となっている。
昨日も書いたが、石垣だけでなく、全国的に昨今の選挙ではバラマキ合戦になっている今の風潮を危惧している。
石垣市災害時無料法律相談
琉球新報によると、石垣市が災害発生時に無料の法律相談ができるよう今月8日に沖縄弁護士会と協定を結んだと報じている。
台風や地震、津波などの災害発生時に、市民が無料で法律相談ができるようにするとのことだ。
また、裁判所を通さず当事者同士が和解できる『裁判外紛争解決手続き』いわゆるADRの実施の検討も進めているとのこと。
災害発生時後に法律相談の体制を構築するのは難しく事前にこのような制度を整えておくことは重要だろうと思う。
離島ならではの災害に対しての意識の高さから来るものだろうと思われる。
久米島町長選に大道敦氏出馬の意向
4月7日に行われる、久米島町長選に、久米島商工会会長の大道淳(おおみちあつし)氏が出馬の意向を示した。今月中に正式表明する見通し。
久米島町長選は、現大田治雄町長が任期満了をもって引退表明している。後継者として副町長の桃原秀雄氏が立候補を予定しているほか、町議会副議長の吉永浩氏も立候補を予定している。
久米島は過去、無投票で町長が決まってきており、16年ぶりに行われる町長選となる。
3名での争いになる可能性だ。
沖縄漁業の苦悩
琉球新報が宮古島の漁業の実態を報道している。
『宮古の漁師、三重苦』との見出しだ。
簡単に書くと、
1、『軽石漂着』
軽石を誤飲した魚は破棄。軽石によるエンジン故障での修理代。
2、『コロナ渦』
需要減でセリ値半額
3、燃料高騰
2020年は1リットル80円が2021年度以降120円。1.5倍増。
一度の漁に必要な燃料代が、16,000円余分に必要となる。
これは宮古だけではなく、沖縄の大半が同じ状況だろうと想像する。
軽石漂着やセリ値など、沖縄県や自治体が支援するなり、対策を行うことが急務だろう。
また、この燃料高に関しては、車のガソリンも含め、政府が乗り出す必要がある。政府はガソリンに対して160円を超えたら卸業者に一定の金額を出すと言っているが、ほとんど効果はないだろう。
燃料に関わる税金を一時的に免除するなどの対策を行うべきである。
また、燃料だけではなく、電気料金も値上がりしてきている。これは、全ての産業や農業などにも重くのしかかることになり、日本の経済は農業へも深刻な影響を及ぼす。
政府は電気料金に関しても一定の対策を早急に行なってもらいたいものである。