西大舛高旬竹富町長逮捕
竹富町が入札情報を業者に漏洩した疑いがあり、西大舛高旬(にしおおますこうじゅん)町長はじめ建設会社など複数の人物が逮捕された。
また、竹富町庁舎に家宅捜査に入っている。
【速報】竹富町長を逮捕 町発注工事で官製談合の疑い 沖縄県警
地元紙の報道によると、沖縄県警は18年頃から捜査を行なっており、西大舛町長や業者関係者らと飲食をする様子などを確認していたとのこと。
竹富島と黒島には給水施設がなく、石垣島や西表島から海底送水管を通して供給されており、その施設整備や老朽化した水道管の更新や耐震化を行なっており、その事業で官製談合があったと疑いが出ているようである。
ところで、竹富町は竹富島など石垣周辺の島々で構成されている。このことは以外と沖縄県民でも意識していない人が多い。
竹富島、小浜島、黒島、新城島、西表島、鳩間島、波照間島、加屋真島(嘉弥真島)など。
有人島9、無人島7。
各島民の利便性の関係で、町役場は石垣島にある。
(2017年に、竹富町役場を西表島に移設する方針がまとめられており、石垣島にも出張所を置く予定であったが、西表島と石垣島とのどちらを本庁舎とするのか不明瞭な状態のようである。)
今回の逮捕で影響が出るのが、今月行われる石垣市長選である。
石垣でも、自衛隊配備に伴い、保守と革新が分裂している。
また、過去に教科書問題では、八重山地区として教科書を統一しており、その選定の際に、左派寄り右派寄りのどちらの教科書を選定することで、竹富町と石垣市が対立した経緯もある。当時竹富町は左派系の市長であった。
こう言った経緯から、一般の人も、保革の分裂のことを理解している人が多い。
自民・公明推薦で町長になっている西大舛氏の逮捕により、今月行われる石垣市長選で自民・公明の推薦で出馬する中山現市長には多少なりのダメージがありそうだ。
すでに、SNS上では保守を叩く投稿なども見られている。
沖縄、女子進学率が男子よりも上
共同通信が大学進学率に関して、都道府県ごとの男女差を報じた。
それによると、女子の進学率が高いのは、一位から、
東京(1位)
京都
兵庫
奈良
大阪
下位は、ワーストから
鹿児島(47位ワースト)
大分
佐賀
山口
岩手
また、男女の進学率で、男子よりも女子が上回ったのは、沖縄と徳島の2県だったとのこと。
沖縄では女子の進学率が男子を上回っているというのは、少し面白い結果である。
この内容は、13日の琉球新報や沖縄タイムスで報じられているのだが、共同通信にしろ沖縄の地元紙にしろ、左派系主張を支持し、性別やLGBTに関して常に云々言っているにも関わらず、なぜか男女を比較するのはなぜなのだろうか。
国際女性デー(We ACT)に向けての記事のようであるのだが、片方では女性の地位向上を訴えながら、片方では『性別』を分けることを批判する左派の主張は矛盾していると感じるのは私だけだろうか?