現在、沖縄の南海上にある台風26号(スリゲ)は、この後いったんやや西寄りに進んだのち北へ向きを変え、沖縄方面に接近する見込みです(気象庁 台風予報)。

各国の予想を集約するGPV Weatherを見ても、台風の進行速度は非常に遅く、ほぼ停滞、場合によっては迷走するとの予測も出ています。GPV Weather(各国の予想を集約したサイト)

現在の中心気圧は1000hPa。今後は勢力を強めながら沖縄本島に近づき、再接近時には955hPaの「強い」台風になると予想されています。移動速度は時速20km(11kt)ほどで、自転車並みののろさです。
沖縄への影響期間
このように動きの遅い台風は予報通りに進まないことが多く、実際、現時点でも進路予報の範囲はかなり広くなっています。停滞・迷走となれば、それだけ影響が長引くことになります。今回の26号も、27日頃から30日頃にかけて沖縄・奄美地方への影響が続く可能性が高く、迷走した場合はさらに長期化することも。
過去の迷走台風
今年はすでに台風24号が沖縄本島の周囲をぐるりと一周するという台風がありました。

過去にも、2023年8月の台風6号が約1週間にわたって沖縄周辺を迷走した例があり、このときは比較的勢力の強い台風だったこともあって、各地に大きな被害が出ました。

停滞・迷走がもたらす「物流への影響」に注意
今回の台風が2023年の6号ほどの被害を及ぼさないとしても、台風が長期間沖縄付近に居座れば、本土からの物資輸送が滞ることになります。2023年のときも、スーパーの棚が通常の状態に戻るまで10日ほどかかった記憶があります。
そのため、生活必需品や災害対策用品は早めに購入しておくのが賢明です。台風が接近し始めてからでは、すでに品切れになっている商品も出てくるため、早めの準備・対策を心がけましょう。
また、沖縄から本土への郵送物がある場合も、早めに発送しておくことをおすすめします。
台風シーズンはまだ続く
今年は台風の発生数が非常に多く、太平洋の海水温が高い状態が続いていて、26号のあとにも新たな台風発生の可能性が予測され始めています。10月中旬頃までは、旅行や屋外でのイベント・活動を予定している場合、こまめに気象情報をチェックしておきましょう。
