今回の沖縄県知事選挙について、少し個人的な「肌感覚」の話を書いてみたいと思います。
ニュース記事や情勢分析ではありません。
那覇に住み、日々、街を車で走っている中で感じる、今回の選挙戦の雰囲気についてです。
那覇の街で感じる古謝陣営の勢い
昨日、奥武山公園内にある県立武道館で、古謝げんた氏の陣営による決起集会が行われていました。夕方、たまたま武道館の横を車で通ったのですが、周辺には多くの車が集まり、かなりの混雑となっていました。
元総理も参加する予定だったこともあり、黒塗りの車も多数。
武道館周辺には多くの人が集まっていて、外から見ているだけでも、かなり活気のある雰囲気を感じました。
そのすぐ北側の交差点付近では、玉城デニー陣営も大人数での手振りを行っていました。
那覇の中心部では、両陣営とも選挙戦がかなり激しくなっていることを実感しています。
「玉城氏優勢」から少し変わってきた?
今回の選挙については、当初「玉城氏が優勢」という見方が多かったように思います。古謝氏の知名度の低さなども指摘されていました。
一方、9月に入ってからは、地元紙などで「古謝氏と玉城氏が横一線」といった情勢が報じられるようになり、また、ネットやSNSでも、自民党系の調査で古謝氏がリードしているという情報など、さまざまな情報が飛び交っていました。(その後、玉城氏が若干優勢との情報に修正)
こうしたネット上の情報については、そのまま鵜呑みにすることはできませんが、ただ、実際に那覇の街を走っていると、以前とは少し違った空気を感じるようになってきました。
私自身の感覚では、ここ数日、古謝氏の勢いがかなり強くなっているように感じます。
特に変化を感じたのが選挙カー
その変化を強く感じたのが、9月3日頃からの玉城陣営の選挙カー。
9月1日から3日にかけて、新聞などでも今回の選挙の情勢が報じられ、「横一線」とする見方が出てきました。
さらにネット上でも、古謝氏がリードしているという情報が広がりました。
こうした状況と前後して、玉城陣営の選挙カーから流れるアナウンスの印象が、それまでとは少し変わったように感じています。
それまでは、高市政権への批判や辺野古問題、平和を訴える内容、「誰ひとり取り残さない」といった政策・主張を中心にしたアナウンスが目立っていました。
ところがここ数日は、「接戦です」「大変厳しい状況です」といった言葉を交えながら、玉城氏への投票を呼びかける、いわば「お願いモード」のアナウンスが増えてきた印象があります。
もちろん、これは私が街中で聞いた範囲での個人的な印象です。
ただ、これまでの選挙カーの雰囲気と比べると、選挙戦の後半に入り、危機感を強く意識した選挙運動に変わってきたように感じます。
残り約10日。ここからが本当の勝負
投票日まで、あと10日ほど。
選挙は最後まで何が起こるかわかりません。
現在の情勢がそのまま投票結果につながるとも限りませんし、街中で感じる雰囲気だけで選挙結果を予測することもできません。
それでも、那覇で実際に街を走り、人の動きや選挙カーのアナウンスなどを見聞きしていると、今回の選挙は、当初の「玉城氏優勢」という空気から、かなり変わってきているように感じます。
特に、古謝氏の陣営には勢いが出てきているように見えます。
一方で、若い現役世代の投票率がどこまで上がるのかも、今回の選挙を左右する大きなポイントになりそうです。さらに、沖縄では台風の動きも気になるところ。天候が不安定になれば、投票行動にも影響が出る可能性があります。期日前投票がどこまで伸びるのかも注目したいところです。
「横一線」となったと言われる今回の沖縄県知事選挙。
ここから投票日までの約10日間で、両陣営がどこまで支持を広げられるのか。
那覇の街で感じる空気が、実際の投票結果とどこまで重なるのか。
個人的にも、最後まで注目して見ていきたいと思います。
できるだけ沢山の方が投票に行かれることを願います。
