2026年9月4日、沖縄県議会議員補欠選挙が告示されました。
今回の県議補選は、うるま市選挙区と島尻・南城市選挙区の2選挙区で行われます。
投開票日は2026年9月13日(日)。沖縄県知事選挙と同日に行われます。
うるま市選挙区は定数1に3人、島尻・南城市選挙区は定数1に2人が立候補しました。
県議補選は、単に欠員となった県議を選ぶだけでなく、今回の知事選と連動した選挙戦となっている点も大きな特徴です。
今後の県議会与野党の構図にも影響のある選挙ですので、こちらも必ず投票しましょう!
簡単に候補者を知りたい方はこちらから
2026年沖縄県議補選の概要
| 告示日 | 2026年9月4日 |
| 投票日 | 2026年9月13日 |
| 選挙区 | うるま市、島尻・南城市 |
| 定数 | 各1人 |
| うるま市区 | 3人が立候補 |
| 島尻・南城市区 | 2人が立候補 |
| 知事選 | 同日投開票 |
選挙区域は、うるま市選挙区がうるま市、島尻・南城市選挙区が南城市、与那原町、南風原町、八重瀬町です。
知事選との構図
うるま市
自民党側:古謝玄太→高屋優
玉城県政側:玉城デニー→照屋大河
島尻・南城市
自民党側:古謝玄太→座波一
玉城県政側→高岡直子
うるま市選挙区
9月4日の告示で立候補したのは、定数1に対して、高屋優氏、西村晋氏、照屋大河氏の3人です。告示と同時に3人が届け出を行い、9日間の選挙戦が始まりました。
高屋優氏
| プロフィール | |
| 氏名 | 高屋優(たかや・ゆう) |
| 年齢 | 35歳 |
| 所属 | 自由民主党 |
| 新旧 | 新人 |
| 前職 | うるま市議会議員 |
| 出身 | うるま市 |
| 学歴 | 琉球大学、同大学院 |
| 経歴 | 消防士、うるま市議 |
| 選挙区 | うるま市 |
高屋氏は2022年から2026年まで、うるま市議会議員を務めました。
消防士として勤務した経験があり、大学院ではヘルスツーリズムなどを研究しています。
市議時代には、子育て支援、安心・安全なまちづくり、観光振興、第一次産業や伝統文化の継承などに取り組んできたとしています。
公約・政策
高屋氏は、「暮らしを守り、未来へ投資する。もっと成長するうるま市へ。」を掲げています。
主な政策
・子育て支援の充実
・結婚・妊娠・出産から高校卒業までの切れ目のない支援
・待機児童ゼロ
・学童クラブ待機児童ゼロ
・学校施設の整備・空調など教育環境の改善
・AI・プログラミング教育
・不登校児童・生徒への支援
・医療的ケア児への支援
・高齢者福祉
・障がい者支援
・防犯・防災対策
・道路・側溝・治水対策
・公共交通の充実
・産業振興・観光振興
・第一次産業の振興
・沖縄振興予算など国・県との連携による財源確保
特に、国とうるま市、沖縄県とうるま市の「かけ橋」になることを掲げ、国や県との連携を重視しています。
支持政党・推薦
自由民主党公認:自民党沖縄県連から公認証の交付を受けています。
知事選との関係
知事選では、古謝玄太氏を支持する陣営と連携しています。
うるま市区では、古謝玄太氏 × 高屋優氏という自民党側の「セット戦術」が展開されています。
西村晋氏
| プロフィール | |
| 氏名 | 西村晋 |
| 年齢 | 48歳 |
| 所属 | 無所属 |
| 新旧 | 新人 |
| 選挙区 | うるま市 |
西村氏は、9月4日の告示日に立候補を届け出た無所属新人です。
今回、事前に出馬を表明していた高屋氏、照屋氏に加えて、告示日に西村氏が届け出たことで、うるま市区は3人による選挙となりました。
公約・政策
現時点で確認できる公開情報が他候補に比べて少なく、具体的な公約について十分な一次資料を確認できていません。
そのため、このページでは推測による政策の記載は避けます。今後、本人の公式発表や選挙公報が公開されれば、政策を追加する予定です。
支持政党・推薦
無所属:現時点で確認できる範囲では、特定政党の公認候補ではありません。
知事選との関係
現時点で、知事選候補者との公式な「セット戦術」などは確認できません。
照屋大河氏
| プロフィール | |
| 氏名 | 照屋大河(てるや・たいが) |
| 年齢 | 55歳 |
| 所属 | 無所属 |
| 新旧 | 前職 |
| 前職 | 沖縄県議会議員 |
| 出身 | うるま市 |
| 選挙区 | うるま市 |
照屋氏は元沖縄県議会議員。
長年県議を務めましたが、2025年のうるま市長選挙に出馬するため県議を辞職しました。
今回の補選では、県議への復帰を目指します。
公約・政策
これまでの活動や選挙で掲げてきた政策では、
・子育て支援
・学校給食費の無償化
・子どもの医療費負担軽減
・保育士の待遇改善
・待機児童対策
・学童保育への支援
・教育支援
・地域経済・中小企業支援
・うるまIC整備
・中部東道路など交通インフラ整備
・基地負担の軽減
・辺野古新基地建設への反対
・日米地位協定の見直し
などを訴えてきました。
今回の県議補選では、玉城県政を支える立場で県議会への復帰を目指す候補と位置付けられています。
支持政党・推薦
無所属:ただし、玉城デニー知事の後援会から支援を受けています。
知事選との関係
知事選では、玉城デニー氏を支持する陣営と連携しています。
うるま市区では、玉城デニー氏 × 照屋大河氏という「セット戦術」が組まれており、玉城県政を支える県議の復帰を目指す選挙となっています。
うるま市区・3候補比較
| 候補者 | 高屋優 | 西村晋 | 照屋大河 |
|---|---|---|---|
| 年齢 | 35歳 | 48歳 | 55歳 |
| 所属 | 自民 | 無所属 | 無所属 |
| 新旧 | 新人 | 新人 | 前職 |
| 主な政策 | 子育て・教育、福祉、防災、産業振興 | 詳細確認中 | 子育て、教育、経済、基地問題 |
| 基地政策 | — | — | 辺野古新基地反対 |
| 政党関係 | 自民公認 | 無所属 | 玉城知事後援会が支援 |
| 知事選 | 古謝玄太氏側 | — | 玉城デニー氏側 |
うるま市区のポイント
うるま市区では、
自民党公認の高屋氏 対 玉城県政を支える照屋氏という構図に、無所属新人の西村氏が加わっています。
特に高屋氏と照屋氏は、同日に行われる知事選の古謝氏・玉城氏とそれぞれ連動している点が今回の大きな特徴。
島尻・南城市選挙区
島尻・南城市区では、定数1人に対して、座波一氏と高岡直子氏の2人が争います。
選挙区は、南城市、与那原町、南風原町、八重瀬町。
座波一氏
| プロフィール | |
| 氏名 | 座波一(ざは・はじめ) |
| 年齢 | 66歳 |
| 所属 | 自由民主党 |
| 新旧 | 前職 |
| 前職 | 沖縄県議会議員 |
| 経歴 | 南城市議、南城市副市長、県議3期 |
| 党歴 | 自民党沖縄県連幹事長など |
| 選挙区 | 島尻・南城市 |
座波氏は南城市議、南城市副市長を経て沖縄県議を3期務め、自民党沖縄県連幹事長なども歴任しました。
2025年の南城市長選挙への出馬に伴い県議を辞職しましたが、今回の補選で県議への復帰を目指します。
公約・政策
座波氏が掲げてきた政策は幅広く、
経済・産業
・製造業など第二次産業の強化
・企業誘致
・戦略的特区の拡充
・流通コストの改善
・農業・漁業・畜産業の振興
・県内産業の成長
子育て・福祉
・子ども医療費の無償化
・給食費の無償化
・通学費の負担軽減
・子育て支援
・高齢者福祉
・医療・介護人材の待遇改善
・教育環境の充実
南部振興
・南部東道路の整備
・道路・交通網の充実
・南部地域の企業・物流拠点誘致
・土地利用計画の見直し
・鉄軌道・モノレールの南部延伸
文化・環境
・自然環境の保全
・伝統文化・芸能の継承
・空手文化の振興
・首里城復興
・国立自然史博物館の誘致
などを掲げています。特に、南部地域の経済・交通インフラ整備と産業振興が大きな柱となっています。
支持政党・推薦
自由民主党公認:自民党沖縄県連から公認証の交付を受けています。
知事選との関係
知事選では、古謝玄太氏を支持する陣営と連携しています。
島尻・南城市区では、古謝玄太氏 × 座波一氏という自民党側の組み合わせになります。
高岡直子氏
| プロフィール | |
| 氏名 | 高岡直子(たかおか・なおこ) |
| 年齢 | 55歳 |
| 所属 | 無所属 |
| 新旧 | 新人 |
| 職業 | 医師 |
| 出身 | 長野県飯田市 |
| 学歴 | 和歌山県立医科大学 |
| 居住地 | 南風原町 |
| 選挙区 | 島尻・南城市 |
高岡氏は医師で、1971年1月生まれ。
長野県飯田市出身で、和歌山県立医科大学を卒業。南風原町に住み、市民団体「フェミブリッジ沖縄」の呼びかけ人としても活動しています。
公約・政策
高岡氏は、医師としての経験を生かし、「暮らしの問題を政治で解決する」という立場を打ち出しています。
主な政策・主張は、
・医療・福祉の充実
・子育て支援
・県民の暮らしを守る政策
・米兵による性暴力事件の根絶
・日米地位協定の抜本的な改定
・辺野古新基地建設の即時中止
・基地負担の軽減
・平和政策の推進
などです。
特に、「戦争をさせないことが最大の予防医療」と訴え、医療と平和政策を結び付けている点が特徴です。
支持政党・推薦
無所属:ただし、玉城デニー知事を支持する政党・政治団体に支持・支援を要請しています。
知事選との関係
高岡氏は、玉城デニー氏と連携する立場を明確にしています。
出馬表明の記者会見には玉城氏も出席し、高岡氏は「デニー県政をさらに前へ」という方向性を掲げています。
島尻・南城市区では、玉城デニー氏 × 高岡直子氏という玉城県政側の組み合わせとなります。
島尻・南城市区・2候補比較
| 候補者 | 座波一 | 高岡直子 |
|---|---|---|
| 年齢 | 66歳 | 55歳 |
| 所属 | 自民 | 無所属 |
| 新旧 | 前職 | 新人 |
| 主な政策 | 産業振興、南部振興、子育て、福祉、交通 | 医療・福祉、子育て、平和、基地問題 |
| 基地政策 | — | 辺野古新基地建設中止 |
| 政党関係 | 自民公認 | 無所属 |
| 知事選 | 古謝玄太氏側 | 玉城デニー氏側 |
知事選と県議補選の関係
今回の県議補選を考えるうえで重要なのが、9月13日の沖縄県知事選との関係です。
うるま市
自民党側:古謝玄太→高屋優
玉城県政側:玉城デニー→照屋大河
島尻・南城市
自民党側:古謝玄太→座波一
玉城県政側→高岡直子
今回の県議補選の注目ポイント
今回の補欠選挙では、単純に「県議を1人選ぶ」というだけではなく、沖縄県政の方向性をめぐる選挙という側面があります。
大きく見ると、
自民党側
- 古謝玄太氏(県知事選)
- 高屋優氏(うるま)
- 座波一氏(島尻・南城)
玉城県政側
- 玉城デニー氏(県知事選)
- 照屋大河氏(うるま)
- 高岡直子氏(島尻・南城)
という連動した選挙戦になっています。
一方で、うるま市区には無所属新人の西村晋氏も立候補しており、単純な2極対決ではありません。
政策を大きく分けると
高屋・座波氏側
経済・産業振興、子育て、教育、インフラ整備、国・県との連携を重視。
特に高屋氏は、国・県との連携による財源確保を強調しています。
座波氏は、製造業など第二次産業の強化や南部地域の交通・産業基盤整備を重視しています。
照屋・高岡氏側
玉城県政の継続、基地負担軽減、辺野古新基地建設反対、平和・医療・福祉を重視。
照屋氏は子育てや地域経済政策に加え、基地問題を主要な政策としてきました。
高岡氏は医師としての立場から、医療・福祉と平和政策を結び付けています。
投票日は9月13日
沖縄県議会議員補欠選挙の投票日は、2026年9月13日(日)。
同日は沖縄県知事選挙も行われます。
県議補選の投票では、知事選とは別に県議会議員補欠選挙の候補者名を記入します。
今回の補選は、うるま市区=3人から1人、島尻・南城市区=2人から1人を選ぶ選挙です。
候補者の政策や主張を確認したうえで、自分の考えに近い候補者を選びたいところです。
※本記事は2026年9月4日時点で公表・報道されている情報をもとに整理しています。沖縄県選挙管理委員会の公式サイトでは、県議補選の候補者情報・選挙公報は現時点で「今後掲載」とされています。正式な選挙公報が公開された場合は、その内容を優先して更新します。
